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2015.12.25 Friday
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死後事務委任契約について書きます。
死後事務委任契約 | 任意後日契約 | |
契約方法 | 公正証書に限らない (望ましい) | 公正証書に限る |
死亡によって | 契約は終了しない | 契約は終了する |
支援者 | 受任者 | 任意後見人 |
契約の締結 | セットで利用できる 公正証書は別契約にすることも可能 |
遺品整理士が整理することとなった住宅には、いわゆる「ゴミ屋敷」状態のものが少なくありません。
足腰の弱った高齢者の方など、自分でゴミを捨てるのが難しい状況があります。
住宅にゴミが多くなることで、人を呼べなくなり、近所との交流が途絶えてしまう……。そうなると孤立死の危険も高まります。
また、遺品整理士にとっても、整理するのが難しくなるでしょう。
一番いいのは自分でゴミを捨てることですが、先にも書いたように高齢の場合難しいことがあります。
ヘルパーを頼むなどの対策が望ましいでしょう。
また、生前整理のように、いち早くものを整理しておくこともゴミ屋敷対策・遺品整理の効率アップに役立ちます。
生前整理だけでなく、老前整理、さらにその前の整理というふうに、積極的に周りの環境を見つめ直すことが周囲の人々だけでなく自分のためにもなります。
孤独死が年々増えています。ある遺品整理の業者さんでは、月に10件の孤独死の整理を請け負ったそうです。
そんな中から出てきた話を一つ、ここに書きます。
ある孤独死のケースの整理中に、封筒が出てきたそうです。
中身は娘にあてた手紙。
仲たがいしていた娘に、詫びる内容だったそうです。
封もされていて、あとは投函するだけ、という状態。しかし投函されることはなく、持ち主は亡くなってしまいました。
この話を聞いて感じたのは、命のあっけなさです。手紙を書いてから出すまでの間に亡くなってしまうという……。
同時に、届かないはずの手紙をギリギリのところでつなげた、遺品整理士という仕事の尊さも感じます。
遺品整理を考える会は、故人と遺族をつなぐ活動とそれが出来る人材の育成を目指しています。